緊張に効く薬

案内する女性医師
お薬を使うのは「緊張しない方法」の一つではありますが、対症療法でしかない、ということは頭に入れておいて下さい。

根本的な治療ではないけれど、対人恐怖でどうしようもない、外にも出られない、人と会話出来ない…という人の助けに薬を使用することはあります。

出してもらう薬は精神科や心療内科が中心で、大体「抗不安薬」が主です。

特に、「抗不安薬」は筋肉を弛緩させる作用があるので、緊張している体を脱力させ、「緊張しない方法」に持っていく手助けとなります。

薬の助けを借りて、外に出られなかった人が外に出られるようになれば「緊張しない方法」に少し近づけます。

体に緊張が出る場合

心拍数が上がってドキドキしてしまう人の場合、ベータブロッカー(β遮断薬)を使って心拍数を下げて「緊張しない方法」に繋げる薬を使います。

手の震えや動悸が酷い場合はこの薬が効果的だと言われています。

また、他人と話すのが苦痛になってしまう、外出も不安、という場合はSSRIなどの抗うつ薬を使って気分を上げることで「緊張しない方法」に繋げる方法をとることもあります。

緊張型頭痛の場合や肩こりが酷い場合には、エチゾラム(商品名:デパス)などを使います。

また、緊張による不眠にもエチゾラムのような抗不安薬が効く場合もあります。

どんな時に薬を利用するか

基本的には、体の緊張にも心の緊張にも、抗不安薬やSSRIはよく使われます。

βブロッカーもよく使われます。

「緊張しない方法」を体得するまでに、その方法を体得するのを阻害する要因を取り除くためのお薬の使用です。

対人恐怖だからと言って外に出てこなければ「緊張しない方法」を模索する以前の問題です。

緊張による体の不調が現れている時に「緊張しない方法」を実践しましょうと言っても、難しいかもしれません。

そういった時のちょっとした助けになるのがお薬なのだと思います。

それを使いながら、他の心理療法や違う治療方法を取り入れてミックスさせていくことで「緊張しない方法」が生み出されるのだと思います。

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